鎌仲ひとみ監督の最新作
『小さき声のカノン ー選択する人々』が
いよいよ3/7より、劇場公開されます。
(ふろむあーす&カフェオハナでも前売券、絶賛発売中!)
公開を記念して、カフェオハナにて、
鎌仲監督の核をめぐる三部作 +1
『ヒバクシャ ―世界の終わりに』
『六ヶ所村ラプソディー』
『ミツバチの羽音と地球の回転』
『内部被ばくを生き抜く』
を一挙、四週連続上映します。
夜の部だけでなく、翌日には午前の部の上映も。
(夜には来づらいママさんなどなど、ぜひぜひ〜。)
どの作品もおすすめ、必見の内容です。
未見の方はもちろん、以前観られた方も、改めて観ると
新たな発見があっておすすめですので、ぜひぜひ〜。
● 『ヒバクシャ ―世界の終わりに』上映会 @カフェオハナ
・ 3/ 9(月) 19:30 start (19:00 open)
・ 3/10(火) am 10:00 start (9:45 open)
(ご都合のよいほうに〜)
@ ふろむあーすカフェ・オハナ(三軒茶屋)
参加費:1000円 + オーダー <* 要 予約>
● 『六ヶ所村ラプソディー』上映会 @カフェオハナ
・ 3/16(月) 19:30 start (19:00 open)
・ 3/17(火) am 10:00 start (9:45 open)
(ご都合のよいほうに〜)
@ ふろむあーすカフェ・オハナ(三軒茶屋)
参加費:1000円 + オーダー <* 要 予約>
● 『ミツバチの羽音と地球の回転』上映会 @カフェオハナ
・ 3/23(月) 19:30 start (19:00 open)
・ 3/24(火) am 10:00 start (9:45 open)
(ご都合のよいほうに〜)
@ ふろむあーすカフェ・オハナ(三軒茶屋)
参加費:1000円 + オーダー <* 要 予約>
● 『内部被ばくを生き抜く』上映会 @カフェオハナ
・ 3/30(月) 19:30 start (19:00 open)
・ 3/31(火) am 10:00 start (9:45 open)
(ご都合のよいほうに〜)
@ ふろむあーすカフェ・オハナ(三軒茶屋)
参加費:500円 + オーダー <* 要 予約>
以上、お問い合せ・予約は、以下のフォームよりお願いします。
http://form1.fc2.com/form/?id=914809
ナチュラル&ピースSHOP + オーガニックベジCAFE
ふろむあーす & カフェオハナ
東京都世田谷区三軒茶屋1-32-6 (駅徒歩2分, 246通り沿い1F)
Tel/Fax (03) 5433-8787
http://www.cafe-ohana.com/
Twitter:http://twitter.com/cafe_ohana
facebook:https://www.facebook.com/fromEarthCafe.OHANA
<各作品 紹介>
『ヒバクシャ ―世界の終わりに』
〜国境のない核汚染〜
1991年の湾岸戦争、イラクにて、
世界で初めて劣化ウラン弾という兵器が使われてから
私たちは新たな核時代に生きることとなった。
それは普遍的な放射能汚染の現実を生きるということ。
イラクで死に続けているがんや白血病の子どもたちの出会いから
「ヒバクシャ」を追う旅が始まった。
生活することがそのまま被曝につながる、
この現実はすでに私たち全員に及んでいる。
核時代を生きる私たちは核のなんたるかを知らないままに
ヒバクシャとなりつつある、その内実を描いた作品。
http://www.g-gendai.co.jp/hibakusha/
『六ヶ所村ラプソディー』
2004年、六ヶ所村に
原発で使った燃料からプルトニウムを取り出す
再処理工場が完成した。
稼働に向けて動きだした巨大な国家プロジェクトをめぐって
様々な立場の村人たちが登場する。
推進も反対も核と共に生きることを余儀なくされている。
それぞれの選択した生き方と平行して着々と進む再処理計画。
カメラは事故を起こしたイギリスの再処理工場へ。
圧倒的な力と経済力に、どうやって立ち向かっていけばいいのだろうか。
人々の営みをそしてそれぞれの選択を見つめてゆく。
http://www.rokkasho-rhapsody.com/index2
『ミツバチの羽音と地球の回転』
瀬戸内海祝島では自給自足的な暮らしが営まれ、
漁師やおばちゃんたちがきれいな海を守りたいと
28年間も原発建設に反対してきた。 (撮影当時)
しかし、圧倒的な経済力と権力が原発建設を推進し続けている。
一方、北欧のスウェーデンでは脱石油・脱原発建設を決め、
着実にエネルギーを自給エネルギーへとシフトし、
持続可能な社会作りが進んでいる。
持続可能な社会と暮らしとは。
私たちの今はどこへむかうのか。
旅するカメラの記録。
http://888earth.net/index.html
『内部被ばくを生き抜く』
〜まもりたい!未来のために〜
2011年3月に起きた東日本大震災によって
原発が4つも爆発してしまった、
その後の世界に私たちは生きている。
大量の放射性物質が放出され、
広範囲に拡散した事は解っているが、
ではどれだけ出たのか実は正確な情報がない。
放射性物質は環境に溶け込み、生態系に入り込んだ。
呼吸や汚染された水・食品を通じて引き起こされる
内部被ばくは、この時代に生きる私たち全員の問題となった。
これからいったい何が起きるのか、
正確に予測出来る人は実はいない。
ただできることはありとあらゆる情報と可能性を吟味して、
「命」を守る努力をするということだ。
放射能は様々な局面で「命」の脅威となりえる。
私たちは生き抜かなければならない、
そのためのささやかな助けになればとこの作品を作った。
(監督 鎌仲ひとみ)
http://www.naibuhibaku-ikinuku.com/
『小さき声のカノン ー選択する人々』
〜共振する思いをつなぐ〜
2011年3.11以後の世界を生きている私たちは
かつてない放射能汚染を受けることとなりました。
時の経過と共に大きな声に流される人々が多数を占めていく中で
このような母親たちの小さな声がかき消されていこうとしています。
今、子どもたちを守ろうとする母親たちの声に耳を傾けていただきたい、
と この映画をつくることにしました。
母親たちが格闘している現場から今を生きる私たちが向き合うべき
本質的な問題が見えてきます。
震災後の福島や、チェルノブイリ事故を体験した
ベラルーシ、ウクライナなどを訪ね、
どのように今を生き抜くか選択する人たちの
沢山の声に耳を傾けていきたいと思っています。
http://kamanaka.com/canon/
【鎌仲ひとみ】
映像作家
早稲田大学卒業と同時にドキュメンタリー映画制作の現場へ。
90年最初の作品「スエチャおじさん」を監督、
同年文化庁の助成を受けてカナダ国立映画制作所へ。
93年からNYのペーパータイガーに参加して メディア・アクティビスト活動。
95年帰国以来、フリーの映像作家としてテレビ、映画の監督をつとめる。
主にNHKで「エンデの遺言―根源からお金を問う」など番組を多数監督。
2003年ドキュメンタリー映画「ヒバクシャー世界の終わりに」を監督。
国内外で受賞、全国400ヶ所で上映。
2006年「六ヶ所村ラプソディー」は国内外800ヶ所で上映。
2010年「ミツバチの羽音と地球の回転」も全国600ヶ所での上映に加え、
フランス・ドイツ・オーストラリア・インド・アメリカ・台湾など
海外でも上映が進んでいる。
2011年度全国映連賞・監督賞受賞。
2012年DVD「内部被ばくを生き抜く」発売開始。国内外800ヶ所で上映。
2014年現在、新作「小さき声のカノン−選択する人々」撮影中。
多摩美術大学非常勤講師。京都造形芸術大学客員教授。
著作に「ヒバクシャ ドキュメンタリーの現場から」
「六ヶ所村ラプソディー ドキュメンタリー現在進行形」
共著に「ドキュメンタリーの力」「内部被曝の脅威」
「今こそ、エネルギーシフト」「原発のその先へ−ミツバチ革命が始まる」など。
http://kamanaka.com/
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