blog index

ふろむあーす & カフェオハナ 地球日記

フェアトレード&エコロジー&オーガニック+ミュージック・ショップ、地球雑貨 ふろむ・あーすと、
オーガニック & コミュニティ・カフェ + ナチュラル・キッチン&バー、ふろむあーすカフェ・オハナの
ブログ(日記・お知らせ等)です。
(カフェオハナ:東京都世田谷区三軒茶屋1-32-6-1F)
ほぼ毎日の更新です。よろしくお願いします。
(コメント、トラックバックは承認制となっています。)
ふろむあーす、カフェオハナ、それぞれの情報は、それぞれのHPをご参照お願いいたします。
http://www.cafe-ohana.com/
それぞれTwitter、Facebookもやっていますので、
そちらも どうぞよろしくお願いします。
<< ハーブづくり | main | バーン・トー・ファンの展示会 >>
ネパリバザーロ-フェアトレード・セミナー(紙布)
 昨日は、ネパールのフェアトレードNGO、ネパリバザーロさんのセミナーに行ってきました。
 ネパリさんでは、年に2回の展示会の際に、生産者さんを招いてのセミナーを開催されていて、私たちフェアトレード・ショップからすると、直接、お話しを伺ったり、交流することができる貴重な機会を設けてくれています。
 セミナーの内容は、とっても盛りだくさんで、フェアトレードとネパリさんの紹介・説明から始まり、春夏新作衣類のファッション・ショー、今回のメインテーマである 紙布(文字通り、紙でつくった生地)についての映像上映、ネパールの笛、バンスリ奏者、パンチャ・ラマさんの演奏、そして、紙布についての基調講演とシンポジウムと、実際の紙布紡ぎのデモンストレーションが、約3時間の間に行われました。
 シンポジウムのコーディネーター兼通訳は、代表の土屋春代さん、パネリストは、紙布の生産者団体NGO、ヤングワオより、代表のウシャ・ゴンカルさんと、紙布担当のマンマヤ・マハラジャンさん、そして、ネパリさんのこうした天然生地の開発・技術指導にかかせない染色作家の大塚瑠美さんの3名でした。
 構想から足かけ5年で製品にまでこぎつけた、この紙布の衣類は、まず、上質の手すき紙をつくることから始まります。古来より経典等に使用されたロクタという沈丁花系の低木からつくられた手すきの紙は、これまでも商品化されていて、お店にもありますが、このロクタ、繊維がとっても長く、紙漉にのりをまぜなくてよく、それでいて、日本古来のコウゾ等にのりを混ぜてつくった手すき紙より、丈夫だそう。手漉き紙用の素材としては、これ以上ないものだそうです。
 これを紙布にするには、この中から、特にできのいいものを、はさみで細ーく切っていき、紙テープのような状態にし、それをチャルカ(糸車)で、紡いでいきます。
 200枚の紙から2000mの糸ができます。作業工程はなんと一ヶ月。
 この糸を織って生地をつくり、さらに草木で染め、裁断、縫製と、3つもの生産者団体が、膨大な手間と気の遠くなるような時間をかけてつくられています。
 大塚さんいわく、この糸つむぎは、想像を絶するほど大変な 手先の微妙な神経の集中が必要で、これは無理なのでは、とさえ、思ったそうです。これだけのものを日本の作家がつくれば、値段はつけられないほどのものになるそうです。
 この紙布のシャツ、着心地はもちろんこの上ないほど気持ちいいのはもちろん、一度紙にするという工程で、繊維が一方向でなく、縦横複雑にからんでいるため、空気層ができ、夏すずしく、冬暖かいそう。
 最終的には、この紙布、より広まっていき、ネパールを代表する、世界の財産になることを目指しています。 (Fujita)

| fromearth1 | フェアトレード/国際協力 | 12:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
コメント
コメントする


この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< August 2020 >>

bolg index このページの先頭へ